2017.09.19
先日、中学生の野球少年が
膝の外側が痛いと言って来院されました^ ^
診てみると、
膝の関節を構成する半月板などの組織を痛めた訳ではなく、
骨盤から膝の外側を通って
脛骨(すねの骨)の外側に付着する
腸脛靭帯が炎症を起こしている様でした。
この腸脛靭帯は、
骨盤に付着する大腿筋膜張筋が
下方へ走行していく途中で
腸脛靭帯に名前を変えたものなんです。
練習で走ったり、何度もスクワットをして
繰り返し膝を曲げ伸ばしした時に、
この腸脛靭帯が
太ももの骨(大腿骨)の出っ張り部分と
擦れて炎症を起こしてしまい
痛みが生じてしまった様です。
これは「腸脛靭帯炎」と言われますが、
ランニングをする人に多く発症する事から
別名「ランナー膝」とも言われているんです。
そんな訳で今回は、
まずは
アイシングで患部の炎症を抑え、
次に
超音波治療で患部の修復を促し、
最後は
痛めた腸脛靭帯(大腿筋膜張筋を含む)をサポートする様に
テーピングを貼りました。
とりあえず施術後には
痛みは軽くなりましたが、
当然まだまだ無理は禁物なので
当面はこまめにフォローして
早期回復を図りたいと思っています^ ^
スポーツをしていて膝の外側が痛くなったら
一度お早めにお問い合わせくださいね♪
【 にじいろ接骨院 ☎︎(052)805–2216 】
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