2017.01.27
昨日は、小学3年生のサッカー少年が来院しました。
最近、サッカーをしていると
踵(かかと)のあたりが痛くなってくるとのこと。
足首を動かしても特に痛みはありませんが、
その場でジャンプをすると少し痛みがありました。
踵骨(かかと部分の骨)を押さえると
やっぱり少し痛みがあるので
運動をしている子供に多い骨端症の可能性がありそうです。
ただ、触診をしてみて
それ以上に痛みがあったのは、
ふくらはぎやアキレス腱部分を
軽くつまんだ時でした。
「あー、それガチで痛い!」って
言ってました(笑)
ふくらはぎの筋肉やアキレス腱の
柔軟性が低下していて硬くなっているので
そこを押さえたり掴まれると
痛むんだと思われます。
踵骨骨端症は
ふくらはぎの筋肉や足裏の筋肉が
踵骨に付着している部分で
骨を引っ張って痛みを発生させています。
という事は…、
ふくらはぎの筋肉や足裏の筋肉が硬いと
余計に踵骨を引っ張ってしまうので
痛みもより強くなってしまうことに(ー ー;)
幸い今はまだ
踵骨部分の痛みは強くないですが、
このまま放っておくと
痛みが徐々に強くなってきて
場合によっては
痛くて地面に踵が着けない、
なんてことになる可能性も
ゼロではありません(>_<)
なので、そうならないためにも
家で出来る簡単なエクササイズとして
特にふくらはぎと足裏の筋肉の
セルフストレッチと
あとは
肩甲骨&背骨&骨盤の連動エクササイズを
お伝えしました。
スポーツをしているお子さんなら
誰でも十分に起こり得る子供特有の障害ですので、
予防のためにも
普段から上記の様なエクササイズを
習慣にしておくと良いですね♬
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