2016.11.04
今日は、太もも前側の筋肉を痛めてしまったという
中学生スイマーが来てくれました。
つい先日のブログでは
大学生スイマーの足のすねが痛くなったという
シンスプリントについて
書いたばかりでしたね(^^;;
今回の中学生は2週間ほど前に
学校の体育の授業で走っている時に
急に痛くなったそうで、
今も歩いたり走ったりすると
まだ痛みが出る時があり、
もちろん泳いでも
痛みがあるため、
いつもは週6で行っている水泳の練習も
今はほぼ休んでいるとのこと(ー ー;)
家の近くの治療院で
治療をしてもらっているそうですが
あまり状態に変化がないそうで、
また、今月末に試合があり、
そろそろ本格的な練習を始めないといけない
という焦りにも似た思いがあり
当院に来てくれました。
ケガをしてから
日にちが経っていますが
無理はしてないそうなので、
細胞レベルで見れば
ケガをした直後よりは
良くなってはきていると思われます。
触診や検査をした結果、
痛めたのは太もも前側にある大腿直筋。
いわゆる
軽度の肉離れってヤツです(°_°)
この大腿直筋は、
太ももの前側にある大きな4つの筋肉である
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)のうちの
一つで、
股関節を曲げたり(太ももを上げたり)、
膝を伸ばす時に働きます。
今回の中学生スイマーの専門種目は
背泳ぎなので
普段からキックの際には
水の抵抗に負けない様に
かなりこの筋肉が強く働いていると
考えられます。
なので、
軽度とは言え
背泳ぎのキックに欠かせない
この大腿直筋を痛めていると
泳ぎに支障が出るのは間違いありません。
今日は早速、
当院の肉離れ治療のテッパンである
酸素カプセル1時間と超音波を行いました^ ^
また、最後には、
痛めた大腿直筋の収縮をサポートする
テーピングを貼りました。
施術前に行って痛みがあったスクワットを
最後にもう一度やってみると、
明らかに痛みが楽になっていたので、
このテーピングを貼ったまま
とりあえず一度
明日の朝イチにある水泳の練習に
行ってみることにしました。
もちろん
まだまだ無理は禁物なので、
その辺りは本人とお母さんにも
説明をしました(^ ^)
さてさて、
まずは明日、久しぶりに泳いでみて
患部の状態がどうだったか…
これが気になるところですね(^_^;)
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