2016.11.02
今日は大学生スイマーが来てくれました^ ^
昨日、ジムのランニングマシンを走っている時に、
ひねった訳でもないのに
足の内くるぶしの上の方が痛くなったとのこと。
足首をいろいろな方向に動かしてみても
特に痛みはなく、
足首内側にある靭帯や関節を
痛めた訳ではなさそうです。
そこで、
内くるぶしの後方を
脛骨(すねの骨)の後縁に沿って
押さえながら上の方へ移動させて行くと、
同様に押してみた反対の足に比べて
明らかに痛みが強い事が分かりました。
これはシンスプリントと言って、
ふくらはぎの深い部分にあって
足首や足の指を曲げたりする時に働く筋肉が、
付着部である脛骨を
引っ張ってしまっている為に起こる
骨膜(骨を覆っている膜)部分の炎症であり、
脛骨過労性骨膜炎とも言われます。
(その他にも、骨格的な問題等が影響していることも
あります。)
シンスプリントは、
走ることが多い陸上競技や、サッカー選手など
アスリートに多いスポーツ障害です。
でも、この大学生の場合は
ランニングだけじゃなく、
大学での毎日の水泳の練習でも
常にキックをする為につま先を伸ばす様に
しているので、
ふくらはぎの深い部分にある筋肉が
常に長時間の緊張状態にさらされていることが
原因ではないかと考えられます。
まだ痛みを感じ始めたばかりなので、
まずは足首のセルフストレッチと
該当する筋肉のセルフリリースを
お伝えしました(^ ^)
シンスプリントは酷くなると
スポーツ活動を
中止せざるを得なくなることもあるんです(*_*)
また、
シンスプリントとは別物である
疲労骨折を起こしてしまう可能性もあるので、
しっかりコミュニケーションを図り、
完治を目指して
サポートしていきたいです( ^ω^ )
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