2016.10.19
さてさて、前回は
成長期の子供特有の膝の痛み
「オスグッドシュラッター病」について
その病態などを簡単に解説しました。
今日は
当院の治療法についてです^ ^
オスグッドの根本的な原因は、
太ももの前側にある筋肉によって
その筋肉が付着している膝のお皿の下あたりにある
成長期特有の
柔らかい組織の骨が引っ張られる事です。(*_*)
なので、
膝のお皿の下あたりを押さえると
痛みがあり、
また、
走ったりジャンプをしたりする事で
太ももの前側にある大腿四頭筋が収縮すると
付着部分の骨を引っ張る事になり
その部分に痛みが出ます。
っという訳で当院では、
直接関与している大腿四頭筋の
過度の緊張を取り除くことはもちろん、
背骨から骨盤にかけても
必要に応じて調整し、
体全体の筋肉のバランスを整えます♪
あとは、
痛みを誘発している原因部位である
膝のお皿の下(脛骨粗面)に対して
超音波治療を行います。
超音波治療は、
1秒間に数百万回という細かい振動によって、
筋肉に引っ張られて傷ついてしまった
柔らかい骨の組織の細胞を修復してくれるんです。
最後に、
痛みの度合いや
スポーツ活動の状況に応じて
大腿四頭筋の収縮をサポートする
テーピングを巻くことも^ ^
何はともあれ、やっぱり、
痛みや違和感があれば
なるべく早く医療機関を受診して
適切な治療を受けることが
早期回復への一番の近道になりますので、
疑問や質問がありましたら
お気軽にお問い合わせ下さいね☆
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