2016.06.16
今日は、昨日の続き、
内側型野球肘のトミージョン手術についてですよ^ ^
近頃アメリカでは、
10代後半の野球選手がこの手術を受ける割合が
年々増えているという話しでした。
内側型野球肘は、
主に投球過多(投げ過ぎ)によって
肘の内側側副靭帯が
一部又は完全に断裂してしまうケガです(T ^ T)
もちろん投球フォームが悪ければ、
その怪我のリスクが上がることになります。
最初は肘の内側に違和感がある炎症ですが、
そのままそれを我慢して投げ続けていると悪化して
靭帯を損傷してしまう事が多いようです。
去年の3月にトミージョン手術を受けた
メジャーリーガーのダルビッシュ投手が
ある時にコメントをしていましたが、
一般的なメジャーリーグチームの先発投手の様に
中4日ではなく、
日本のプロチームの様に中5〜6日の登板間隔であれば、
投球数が多くても
肘の靭帯はクリーンな(炎症の無い)状態に戻る
っという感覚があるそうです。
このあたりの感覚というのはあくまでも主観であり、
明確な答えがある訳ではありませんが、
いずれにしても
登板間隔をしっかり空けることが
ケガの予防には大切だという事は
やっぱり間違いないようです(^ ^)
って事は…、
プロ野球選手の様に
体がまだしっかり出来上がっていない
10代の選手が、
練習を含めて頻繁にピッチングするのは、
肘(や肩)への負担を考えると
絶対的に良くないですよね(ー ー;)
ただ、現実的には
この線引きが難しいところでして(^^;;
キャッチボール程度なら良いのか…、
20球程度なら良いのか…等々
10代の選手の手術が増えたアメリカでは
ケガを予防する為のガイドラインもある様で、
1試合あたりのピッチャーの球数も
年齢によって決まっているとのこと。
日本では、
このあたりが明確に示唆されていないので、
各チームの方針や監督さんの意向によって
対応が大きく異なるのが現状です。
毎試合、1人の投手が先発完投するチームだったり、
毎試合、複数の投手で継投するチームだったり…。
同じ球数を投げていたとしても
ケガをする投手としない投手がいるのが現実なので、
絶対にケガをしない!という
明確な球数が存在する訳ではありません。
(全くボールを投げなければ
ケガをすることはないんでしょうが…^^;)
今日は、
長々と書いてきた割には
最終的に何が言いたかったのかが
イマイチよく分からなくなってしまいました…(ー ー;)
兎にも角にも、
「肘のケガによって
好きな野球がやれなくなってしまった」
なんてことが起こらない様に、
まずは
『投げ過ぎ』だけは避けましょう☆
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