2016.03.21
今日は
幼稚園の頃からクラシックバレエをしているという
女子高生がみえました^ ^
バレエをしていて
膝を伸ばしきった時に時々痛むことがあるとのこと。
とりあえず
靭帯や半月板のハッキリとした損傷は
ありませんでした。
最近、
バレエをされている方をご紹介頂く機会が多くあり、
その印象と、実際に伺ったお話しから…
バレリーナは膝を伸ばした時に
過伸展(伸び過ぎ=反っている)傾向にある方が
多い様です。
整形外科的には
これを「反張膝」と言います。
一般的に膝の可動域で問題視され易いのは…
正座が出来ない等、高齢者に多く見られる
膝が曲がらないといった膝の曲げ難さです。
でも、
(もともと身体の関節が緩い方は別として)
姿勢が重要視されるバレエダンサーは、
幼い頃からの練習の積み重ねによって
立位姿勢(“気をつけ”や“ターンアウト”の姿勢)の時に
膝が伸び過ぎる(反る)様になってくることが
多いようです。
(*ちなみに、バレエと反張膝との
明確な因果関係は不明なようです^^;;)
この子の場合も、
やはり反張膝でした。
膝は、曲がらないのも良くありませんが、
伸び過ぎるのもまた良いとは言えないんです(^^;;
一般的に、
反張膝は膝の安定性が低下したり、
太ももを中心とした筋肉のバランスが
悪くなったりします。
また、
膝と隣り合う関節である足首や股関節だけじゃなく、
骨盤や背骨にもその影響が
現れることもあります。
なので今後は、
その辺りも考慮しながら
コンディショニングしていければ良いなと
思っています♬
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