2016.02.23
今日は、
咳をし過ぎて腰痛になってしまったという
女性がみえました(^^;;
先週、体調を崩して咳が続いていたそうですが、
ある時…、
何気な〜く前かがみ姿勢で家事をしている時に
咳をしたら、
それからずっと腰が痛いとの事(T ^ T)
いやぁ、踏んだり蹴ったりですね。
でも実際に、
咳だけじゃなくて、
くしゃみをした拍子に酷い腰痛になってしまった
という患者さんもみえるんです。
だれでも咳やくしゃみをした瞬間には、
体全体の筋肉が瞬間的に収縮します。
その時に
今回の様に前かがみの中腰姿勢だったりすると、
もともと腹筋と背筋の緊張(収縮)度合いが
アンバランスになっているので、
咳やくしゃみをした際の
瞬間的な筋肉の大きな収縮によって、
筋肉そのものや背骨の関節に大きな負荷が掛かり
ギックリ腰の様にいきなりひどい腰痛に
なってしまう事が多いんです(>_<)
咳やくしゃみは生理現象なので、
我慢するなど
それ自体を自分でコントロールするのは
なかなか難しかったりします。
じゃ、どうすればいいの?
それはですね…
咳やくしゃみが出る時には
腹筋と背筋の緊張度が
アンバランスになっていない様にすること‼︎
????
ちょっと分かり難いですね(^^;;
要するに
背骨と骨盤を良い位置関係にしておきましょう‼︎
ってことです♪
あれ? もっと分かり難いですかね⁉︎(笑)
中腰姿勢ならこんな感じに↓↓↓
(太ももに手を着いて体を支えます。)
中腰姿勢そのものが悪いんじゃなく、
写真右の様に
中腰姿勢になった時の背骨と骨盤が
丸まってしまっていると
筋肉のアンバランスが起こってしまい
腰への負担が増えてよろしくないんです(^^;;
また、立ち姿勢も同様に、
背骨と骨盤の関係が大切です。
足を少し前後に開いたり
壁や机に手を着くなどして、
咳やくしゃみをした時に
瞬間的に動いてしまう体を支えるのも
腰痛予防のポイントになります^ ^
腰に巻くコルセットをお持ちの方は、
それを普段からしっかり巻いておくだけで
咳やくしゃみの衝撃による
腰への負担を軽くする事が出来ます。
現状腰が痛いとか痛くないに関わらず、
みなさん、
咳やくしゃみをした時に
腰に負担が掛からない姿勢っていうのを
一度確認しておいて下さいね☆
知ってて損は無いですよ〜(^o^)
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