2016.02.08
今日は、
子供の野球肘の原因の一つと言われている
投球時の『肘下がり(ひじさがり)』についてです♪
肘下がりとは、
投球フォームを後ろから見て、
ボールをリリースした(離した)時に
利き手(投球側)の肘が下がっている事を言います^ ^
具体的には…、
両肩を結んだラインの延長線上に
利き手の肘が位置していればOKです。
(下の写真、右側)
それに対して…、
両肩を結んだラインの延長線上よりも
肘が下に位置している場合を
『肘下がり』と言います。
(下の写真、左側)
こんな感じ↓↓↓↓
ここで、
肘下がりになってると
何で野球肘になっちゃうの⁇って疑問が。
じゃ、まず先に
ボールを投げる時に
肘の関節に掛かる負担について
簡単に説明を。
ボールを投げる一連の動作の中で、
投球側の肘に一番負担が掛かるのは…、
幾つかに分けられる投球の局面の中で
“レイトコッキング期→加速期(リリースまで)”
と言われる局面です。
この時、
肘の関節を構成している骨と骨の間で
どんな事が起こっているかと言うと…、
内側の骨同士には、引き離す力が加わり、
外側の骨同士には、衝突する力が加わっているんです。
で、
話しを『肘下がり』に戻しますよ^ ^
投球のボールリリース時に肘下がりがあると、
この肘への負担が増大するって訳なんです(>_<)
ってことは…、
ケガのリスクが高くなるってことですよね。
子供の場合には
関節部分はまだ軟骨組織が多いので、
大人の骨とは違って柔らかいんです。
なので、
肘の内側を痛める内側型野球肘では、
骨同士を繋いでいる靭帯に引っ張られて
骨が剥がれてしまいます。
逆に、
外側型野球肘では骨と骨が衝突してしまい、
程度の差はありますが
骨が変形してしまいます。
だから‼︎
『肘下がり』は絶対になおしましょー‼︎
ってことです(*^^*)
続きはまた今度〜☆
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