2015.11.17
こんばんは(^ ^)
先週のブログで、
階段の下りは
膝への負担が大きいですよって話しをしました。
今日は、その続きをいきたいと思います。
お年寄りじゃなくても、
階段や坂などは
上りよりも下りの時に膝が痛むという方は
結構多いんです(^^;;
経験のない方は意外に思われるかもしれませんね。
筋力がしっかりしている方は
ちょっとした階段なら
1段飛ばしで下りて行くことも
簡単に出来ちゃいますもんね^ ^
でも実際に、
下りの時の膝には
場合によっては体重の5倍に相当する程の
衝撃が加わっているとされています。
重力加速度『G』がかかってるってことです。
お年寄りであれば、
筋力の低下はもちろん、
膝の軟骨や靭帯が変性をきたしていて
もともと不安定な状態になっているところで、
階段を下りるんですから
膝の痛みだけじゃなく
転倒のリスクも高くなっちゃいます(~_~;)
だから、
膝の状態が良くないお年寄りの中には
地下鉄を嫌がる方もみえるんです。
もちろん、階段が多いから…です。
名古屋の地下鉄は、
駅の出入り口によっては
エスカレーターやエレベーターがなかったり、
あっても上りのエスカレーターしかない様な
ところが多いんです。
先日お話しをしていた高齢の患者さんも、
「どうせ一方向のエスカレーターしかないなら
下りのエスカレーターにして欲しい」って
言われてました(^ ^)
さらには、
普段から山登りをされているという男性も
下山の際には
途中から膝が痛くなることがあるとのこと。
この場合、
下り坂は当然登山行程の後半にあたるので、
下り坂が膝に与える一般的な負担だけじゃなく
疲労による筋力の低下も影響しているようです。
そんな訳で、
改めて階段や坂の下りは
膝への負担が大きいって事が
ちょこっとはお分かり頂けたかと思います(*^_^*)
長くなったので
今日はこのへんまで〜*\(^o^)/*
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