2015.09.22
こんばんはー☆
本日ラストの患者さんは、
仕事のお休みを利用して岐阜県多治見市から
お越しになった男性でした♬
なんでも、
当院がYouTubeにアップしている
動画をご覧になって
行ってみようと思われたんだとか^ ^
主訴としては
呼吸がし難いということでした。
他には後頭部から肩甲骨あたりまでの
筋肉の張りが強く、
体幹(胴体)の上半分に圧迫感があるとのこと。
また、朝、
起床時に身体のダルさがあり、
しっかり寝られていない様な気がするとも
仰っていました。
これまでに病院などでも診てもらい、
睡眠時無呼吸症候群の治療を受けたことが
あるそうですが、
その他には内科的な問題はなかったようです。
いろいろお話しを伺いながら、
一通り身体の状態を確認していくと、
呼吸の際に胸郭(肋骨)の動きが悪く
呼吸自体も浅いようです。
体幹の筋肉の緊張感が全体的に高く、
それが自覚症状にもある様な体幹の圧迫感に
繋がっていて、
胸郭の動きを制限してしまい、
深い呼吸がし難くなっている様に
思われました。
また就寝時にも呼吸が浅い為に
自律神経の交感神経が優位になり
寝ている時でも身体がリラックス出来ておらず
起床時に身体のダルさを感じている様にも
思われました。
まずは呼吸に関わる胸郭に付着する筋肉を緩め、
意識的に腹式呼吸を行って
呼吸と連動する胸郭の動きを感じてもらいました。
鼻から吸って口から吐く腹式呼吸は
交感神経優位の状態から副交感神経優位へ転換する
有効な手段だと言われています。
施術前に腹式呼吸をした時よりも
施術後の方が胸郭の動きが大きくなり、
副交感神経が優位になってリラックスしてきた為か
眠くなってきたとの感想でした(^ ^)
今回のケースでは
姿勢の悪さも関係しているので
すぐに症状が大きく改善するのは難しいかも
しれませんが、
普段から呼吸を意識することで
少しづつでも睡眠の質を高めて
本来の身体の調子を取り戻せられればと
思っています☆
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