2015.07.27
こんばんは♬
今日は靴のサイズ選びと
それが原因で起こる障害について
ちょこっとお話しをしますね^ ^
先日、高校でハンドボールをやっている男の子が
両脚のスネが痛い、とのことで
来院されました。
痛いことは痛いけど、
走ったりは問題なく出来るので
夏休みも、暑い中練習を頑張っているとのこと。
触診の際に
スネの内側にある骨に沿って指で押さえていくと、
左右ともに明らかに痛みがある部分があります。
これは一般的にシンスプリントと言われる
スポーツ選手に多いスネの骨の障害の
初期症状かもしれません^^;
ランニングを頻繁にする事で
ふくらはぎの深い部分にある筋肉が
スネの骨を引っ張り、
炎症を起こしている可能性があります。
ちょうど練習や試合の時に履いているという
シューズを持っていたので
見せてもらいました。
それから足のサイズの測定もしてみました。
そしたら、
靴のサイズが25.5㎝なのに対して
足のサイズは24㎝!
この子曰く、足の幅が広めなので
どうしてもこれくらいのサイズの靴を
いつも選んでしまうようです。
次に
靴の中から取り出した中敷に
踵(かかと)を合わせて足を乗せてみると、
つま先より前の部分が
2㎝くらい空いていました。
これでは靴の中で足が滑るようにズレてしまいます。
なので、
靴の中で足が滑らない様にする為に
無意識の内に足の指に力を入れて
踏ん張っているんだと思います。
ただでさえランニング量が多いのに、
その上、常に靴の中で指が力んでいたら
ふくらはぎの筋肉に引っ張られて
炎症が起こるシンスプリントのリスクも
高くなってしまいます。
この子の場合、
まずは足に合った良い靴でハンドボールを
すること。
これだけでも症状の改善が期待出来ます。
ちなみに良い靴とはどんな靴かという事は
体幹を中心とした施術をしながら
しっかり説明しました☆
ただしハンドボールシューズというのは
そもそも種類が豊富じゃないので、
今後新しい靴を買う時には
横幅も選べて機能性の高い
バレーボール用のシューズなどの中から
サイズも横幅も
ベストな靴をオススメしたいと
思っています。
でもその前に、
今の靴を履いてハンドボールをしているうちは
しっかり靴の中で踵を合わせて
紐をしっかり締める事が重要になります。
足が靴の中で滑るのを防ぐには
靴紐もポイントなんですね。
靴のサイズの相談、インソールに関する相談は
いつでもお気軽にどうぞ〜(*^_^*)
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