2015.12.28
今日は昼休みの時間にデイサービスへ
健康運動指導として
椅子に座って行う体操の指導に行ってきました♬
体操を始める前に、スタッフの方から、
今日僕が初めてお会いする
70代の男性利用者さんについて
「椅子からの立ち上がりの際に、
椅子の肘掛けを自分で持って
腕の力に頼らないと
立ち上がれないんだけど
何とかならない?」っという相談がありました。
なのでとりあえず、体操をしながら
その方の動きを見ていました。
すると、
体操をしている時に
常に骨盤が後ろに倒れて、背骨が丸まった
姿勢になっていました。
要するに
椅子の背もたれにもたれたままの状態で、
骨盤を立てて背すじを伸ばし、
姿勢を整えることが出来ないんです。
(年齢的にも
当然背骨の骨の変形もあるでしょうが…。)
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これでは、
なかなか脚の力で踏ん張って立つのは
難しいんです( ̄O ̄;)
しっかり両脚だけで立ち上がるには、
まず、
骨盤と背骨をともに前に倒していきます(下写真❷)。
そしてその時に、
しっかり両脚で体の重みを支えられれば
自然にお尻が浮いてきて(下写真❸)、
立ち上がる事が出来るんです(^o^)
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でも、
その気はあっても
骨盤が後ろに倒れたままだと…、
背骨だけが前に倒れようとしても
背中が余計に丸まっちゃうだけで
重心が前に移動してこないので、
そもそも両脚に体の重みが掛かってこず、
お尻も浮かないので
立ち上がれないんです(>_<)
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体操の中で
骨盤運動をやりますが、
今日の限られた時間の中で
骨盤の正しい動きを実現することは
残念ながら出来ませんでした(T ^ T)
背骨自体の変形や筋力も関係するので、
正しい骨盤の動きや
脚の力だけによる立ち上がりの習得には
限界があるのかもしれませんが、
なるべく腕の力に頼らない立ち上がりに
近ずける様にサポートしていきたいです☆
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